エンジニアと企画屋のハーフの思いつき

アクセスカウンタ

zoom RSS ウェブ進化論  その2

<<   作成日時 : 2006/04/26 23:48   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

今日もウェブ進化論について。 この本で、梅田さんが意図していたりは絶対しないと思うが、タイトルの「進化論」というのはピッタリだと思う。
この本に出てくるいろんな話と、私の大好きな進化論的計算法(EC)とか遺伝的アルゴリズム(GA)との間に、本質的な類似性があるように感じるのです。 このECとかGAとは、生物の進化をヒントにした人工知能分野のひとつのやり方の事です。

知らない方のために、ECとかGAを乱暴に説明してみます。 要は、でたらめにいくつか試してみて、うまくいかなかったものはある確率で淘汰される。 生き残った(ある程度うまくいった)パターンの近傍をさらにでたらめに試してみる っというのを続けると、ベターなものが見つかるかもという かなりでたらめな方法です。 :-P
(新しく試すパターン(=生き残ったパターンの近傍)を、2つの生き残ったパターンの組み合わせで適当に作るのですが、そのうまくいったパターンを親に見立て、その交配で次の世代のパターンを作るという意味で「進化」というアナロジーを考えている)。
このでたらめなやり方が、不思議と、人間の知識をいっぱい詰め込んだヒューリスティックなサーチアルゴリズムを使っても難しい問題(組み合わせ最適化問題など)に、有効だったりするのです。

「ウェブ進化論」では、例えば、(≒無限大)×(≒無)=something(p19)とか。 非常に困難な問題であった玉石混交問題(インターネット上の情報の大半は石で、そこから玉を見つけるのはとても大変)に対して、Googleの検索エンジンが1つの解になっている(P153)とか。 群衆の叡知(P205)とか、Googleという組織内の情報共有の仕組みに関する情報自身の淘汰(P85)というような話がいっぱい出てくる。

個々の力は弱くて、石だらけ、殆ど愚衆 だとしても、たくさん集まって、自然淘汰を経て、生き残ったものの切磋琢磨があると結構ベターな解が見つかる。 そういう意味で本質的なところで類似点があると思っています。
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ウェブ進化論  その2 エンジニアと企画屋のハーフの思いつき/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる